キレイな画質で伝えたいイメージを明確に
企画書やプレゼン資料など、添付画像の画質が良いに越したことはありません。
顧客やクライアント、取引先などに明確なイメージを伝える際に、画質がぼやけていては、良い印象は与えられませんよね。今回は、そんな時に役立つかもしれないトラブル対処法についてご紹介します。
[トラブル1] ヤバイ・・・。元画像がない・・・。
資料作成時、wordやexcelなどに貼り付けられた画像を使用したいこと、ありますよね。しかし、wordやexcelに貼り付けられた画像はほとんどの場合縮小されています・・・。そして運の悪いことに元画像が行方不明になってしまっていたり・・・。でも、以下の方法を使用すれば元画像が戻ってきます!
ほんの一手間で、元画像が手に入る!
[Office2007以降]
- 画像を取り出したいファイルをコピー。
- コピーしたファイルの拡張子(ex:〇〇.xlsx/〇〇.doc)を〇〇.zipに変更。
- 変更したzipファイルを解凍。
- mediaというフォルダの中にexcelやword内で縮小される以前のサイズの画像が入っています。
[Office2007以前]
- 画像を取り出したいファイルを開く。
- ファイル→名前をつけて保存→webページ(.html)を選択し保存。
- 先ほど保存したファイル名.filesというフォルダが作成され、そのフォルダの中に画像が入っています。
以上です。
こんな簡単で良いんでしょうか!?っていうくらい簡単ですね。
[トラブル2] なぜ、画質が悪いの・・・?
貼り付ける前は、高画質だったのに、excelに貼り付けた途端に画質が落ちた・・・。
こういった場合は以下の設定をチェックしてみてください。
[画質劣化の対処法]
Windows編
- オプション画面の詳細設定→イメージのサイズと画質→ファイル内のイメージを圧縮しないのチェックを外す。
- 再度画像を貼り付け直す。
チェックが入った状態だと自動的に画像が圧縮されて画質が落ちてしまいます。
また、印刷する場合は、解像度は220ppiに設定しておくことをオススメします。
Mac編
Macの場合はWindowsの様に圧縮のチェックボックスがない為、4段階の解像度から選択することになります。
- ファイル→ファイルサイズの圧縮→ファイルサイズの縮小ウィンドウが表示される。
- 画像の品質から目的にあったものを選ぶ(*高画質の場合は印刷用220ppi、圧縮する場合は、96ppiなどを選択。)
- 補足:「トリミングされた画像の領域を削除する」にチェックを入れると、図をトリミングした場合、ファイルサイズをさらに小さくすることができます。
以上です。
些細なことですが、こういったことが積み重なり良い印象へと繋がって行くのではないかと思います。
上記の方法はもちろんパワーポイントでも使用できますので、ぜひ試してみてくださいね!
文/みかみ(スタッフ)