パスワードが流出!?被害を最小限に防ぐための[Firefox Monitor]

自分は大丈夫!なんて思っていませんか?

近年色々なところで耳にするデータ侵害による情報漏洩。今年(2019年)1月に起きた「宅ふぁいる便」をはじめとし、誰しもが利用したことのあるサービスがターゲットになる時代。もしかしたら、あなたの情報も知らないうちに流出しているかも知れません!

「でも、自分のアドレスが流出したなんてどうやってわかるの?」

そう思ったあなたに、[Firefox Monitor]をオススメします。

メールアドレスを入力するだけ!こんな便利なサービスがあるなんて。

[Firefox Monitor]とは、メールアドレスを入力するだけで、パスワードやクレジットカード情報などが漏洩していないかをとても簡単にチェックできるサービスです。しかも日本語化されているので、さらにオススメ!

Firefox Monitor-topイメージ
https://monitor.firefox.com/

また、継続してデータ侵害に関する情報を取得したい方や複数のメールアドレスを管理している方は、Firefoxアカウントを作成してみてはいかがでしょう?万が一攻撃を受けた場合にお知らせが届くサービス(複数アドレス登録可能)を受けることが出来ますよ。

データ侵害の確認方法

・データ侵害がなかった場合

【このメールアドレスは、0個の既知のデータ侵害があります。】と表示されます。
Firefox Monitor-データ侵害無し

・データ侵害があった場合

【このメールアドレスは ◯個の既知のデータ侵害があります。】と表示されます。どのサービスで、いつ、何が(ex:パスワード・IPアドレスなど)侵害されたのかが表示されます。
Firefox Monitor-データ侵害有り

もしデータ侵害にあっていた場合はどうすれば良いの・・・!?

そんな時には、まずは下記の対応を。

  1. パスワードを変更する
  2. 新しいパスワードを他とは異なるユニークなものにする
  3. 同じパスワードの使い回しをやめる

Firefox Monitor-データ侵害後にすべきこと

当たり前のことと言えば当たり前のことですが、他にも「パスワード管理ソフト(1Passwordなど)を使う」「2段階認証を使用する」「Firefox Monitorにアドレス登録する」・・・など一手間加えるだけでセキュリティを高めることが出来ますよ。

まとめ

web上のセキュリティ問題は、今後無くなるどころかさらに深刻さを増していくと思われます。

データ侵害による情報漏洩はもう他人事ではない時代。データ侵害の際にはいち早く情報をキャッチして、被害を最小限に抑えたいものですね。Firefox Monitorをきっかけに、セキュリティ対策を考えてみてはいかがでしょうか?

気にしてますか?LINEのセキュリティ

スマホの普及と共に、コミュニケーションに欠かせない存在になったLINE。
個人間のメッセージのやり取りはもちろん、最近では会社や学校の連絡網などで使用される場合も多くなりました。
「言われて仕方なくダウンロードしたけど、実はLINEについてよくわからないんだよね。」という方も多いのではないでしょうか。

メールより手軽で、会話のようにメッセージのやりとりができる便利なLINEですが、突然知らない人からメッセージが来たり、親しくもない人が「友だち」に追加されていて慌てたりしたことはありませんか?
LINEは気をつけて利用しないと、「詐欺」や「乗っ取り」などの被害に合ってしまうことも。こうした被害を防ぐには、

・友だち追加の設定に注意する
・セキュリティを強化し不正なログインを防ぐ

この二つが重要です。
何かあってからでは大変です!今回はLINEを楽しく安全に使う為、セキュリティを高める設定についてご紹介します!

友だち追加の設定に注意

友だち追加の設定には特に注意が必要です。
設定によっては、意図しない相手が友だちとして追加されてしまったり、スパムメッセージを受信してしまうことがあります。

友だち追加の設定はきちんと行っておきましょう。
画面右下の…のタブを選択し、画面右上の設定(歯車)>友だち で設定します!

LINE友だち追加設定画面1
LINE友だち追加設定画面3

アドレス帳を同期しない

LINE友だち追加設定画面2
「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」にチェックが入っている場合、スマホ本体のアドレス帳と同期され、アドレス帳に登録している人が友だちとして追加されてしまいます。

会社の人など、LINEではあまり繋がりたくない人がアドレス帳に登録されている場合はこの項目はオフにしておきましょう!

電話番号で友だちへ追加されないようにする

電話番号をLINEに登録して「友だちへの追加を許可」の項目にチェックを入れている場合、LINEのアカウントを電話番号で検索できるようになります。

この場合、こちらがアドレス帳に登録していなくても相手があなたの電話番号をアドレス帳に登録していると、友だちに追加されてしまったりします。

電話番号を無作為に検索してメッセージを送りつけるスパムアカウントなどもあります。こういった迷惑トークは、電話番号検索を利用したものが多いのでオフにしておいた方が良いでしょう。

友だち以外からのメッセージを受け取らない

一方的に友だち追加され、メッセージが送られてくる場合があります。このような事がないように、友だち以外からのメッセージを受け取らないように設定します。

設定(歯車)>プライバシー管理>メッセージ受信拒否をオンにします。

プライバシー管理画面1
プライバシー管理画面2

不正なログインを未然に防ぐ

LINEアカウントに不正にログインされ、乗っ取りなどの被害にあうこともあります。
乗っ取りを防ぐためには、他端末からのログインを許可しないことが確実です。

他の端末からのログイン許可をオフにしておく

LINEはパソコンからもログインが可能ですが、普段パソコンを利用しない人は、他の端末からのログイン許可はオフにしておきましょう。
設定(歯車)>アカウント>ログイン許可をオフにします。

ログイン許可設定画面1
ログイン許可設定画面2
他の端末でログインする際は、スマホにPCでのログインがあったことを知らせる通知が毎回とどきます。
ログイン通知
パスワードを間違えてログインができなかった場合も、ログインを試みたことを知らせる通知がスマホに届きます。
ログイン通知
この通知は他の端末からログインしようとして、パスワードを間違えた際に届くものです。
心当たりがない場合、誰かがあなたのアカウントにログインしようとしているということです。
不正なログインを防ぐために、このような通知が届いた場合はPCからのログイン許可をすぐにオフにしておきましょう。

Letter Sealingがオンになっているか確認する

Letter Sealingは、各ユーザーの端末でLINEのメッセージ内容を暗号化する仕組みです。
トーク画面上部の、相手の名前の横に鍵のマークが表示されていますが、これがLetter Sealingが有効であることを意味しています。

Letter Sealingが有効になっていると、例えばPCからLINEにログインした場合、ログインしただけでは、暗号化されていて中身を読むことができません。メッセージを表示するには、本人確認をする必要があります。

Letter Sealing

Letter Sealing本人確認画面
PCで表示されている番号を、スマホで入力すると本人確認が完了し、メッセージの内容を確認することができます。
不正なログインの場合、ログインされても、いつも利用している端末で認証ができなければメッセージ内容の確認ができませんので、乗っ取り行為を防ぐことができます。
Letter Sealingは何もしなくても有効化されるようになっていますが、有効化されているか一度チェックしておきましょう。
プライバシー管理画面1
Letter Sealing設定画面

まとめ

簡単で便利なLINEですが、気をつけて利用しなければ、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
今回紹介した設定を取り入れることで、回避できるトラブルは多いので、是非LINEの設定を見直してみてくださいね!