コピペ効率化で作業をスピーディに[クリップボード活用法]

クリッピボードアイキャッチ

「過去にコピーしたテキストをすぐペーストできたらいいのにな…」

コピー&ペーストはパソコンで作業をする上で欠かせない機能ですよね。この機能を、もっと効率的に使えたらいいのになと思ったことはありませんか?

「何個か前にコピーしたテキストをペーストできたらいいのに」
「いちいちコピーするためにページ移動するの面倒だな」
「よく使う定型文はメモにストックしているけど、もっと簡単にペーストできたらいいのに」

デフォルトのクリップボードだと、コピーしたテキストは一つしか履歴が残らないので、もっと以前にコピーしたテキストを使いたい時は、またコピーし直さないといけないので手間がかかってしまいますよね。

今回ご紹介するツールや機能を活用することで、過去にコピーした項目もクリップボードに履歴として残しておくことができるようになり、コピー&ペーストをより効率的に活用することができます。

MacとWindowsでツールが異なるので別々にご紹介します。

Macの場合

macの場合は、「Clipy(クリッピー)」というアプリを使用します。下記リンクからダウンロードできます。

Clipyバナー
クリックするとClipyのサイトに飛びます。

<メリット1>過去にコピーした項目をすぐペーストできる。

インストールした後に、ペーストしたい場所で「shift+command+V」を押すと下記のような画面が表示されるようになります。

clipy

 
 「履歴」の項目に表示されている数字にマウスを持っていくと過去にコピーした項目が表示され、テキストを選択すると、貼り付けることができます。

clipy2
 

履歴に残す数は設定画面で任意の数(最大100個)を設定することができます!以前コピーした項目を好きなだけ履歴に残せておけるので安心ですよね。

Clipy設定画面
Clipyの設定画面。クリップボードの履歴では最大で100個まで履歴を残すことができます。

<メリット2>よく使う文章や定型文をすぐにペーストできる。

Clipyではスニペット登録をすることができるので、コピーした文章以外の項目もすぐにペーストできます。

例えば、メールの定型文などをスニペットに登録しておくことで瞬時にペーストすることが可能になります。

clipy4
 

他にもよく使う挨拶文や区切り線をストックしておくと、長文を書く手間などが省け時短になります。

長文の定型文などはメモにストックしている方もいるかもしれませんが、Clipyのスニペットを活用することでショートカットキーの移動だけでペーストすることができるのでとても便利です!

Windowsの場合

Windowsの場合は、ショートカットキーで「windowsキー+V」を押すと、以下のような画面が表示されるので「有効にする」をクリックするだけです。

windowsクリップボード1

 
もしくは、「設定>クリップボード」で「クリップボードの履歴」をオンにすると使えるようになります。

windowsクリップボード設定画面

<メリット1>デフォルト機能を有効にするだけ!

Windowsの場合は、先ほど説明したように、アプリをインストールする手間もなくデフォルト機能を有効にするだけで使えるのでとても簡単ですね。

ただ、Windowsのバージョンによっては使えない場合があります。その場合は「Clibor」というアプリをインストールすることで、クリップボードに履歴を残せるようになります。

下記サイトからダウンロードすることができます。簡単にダウンロードでき、操作も簡単なので使ってみてください!

「Clibor」ダウンロードサイト

<メリット2>ショートカットキーですぐ表示できる。

設定を変更したら、貼り付けたい場所で、「windowsキー+V」を押して項目を選択するだけで過去にコピーした項目をペーストできるようになります。
とても簡単ですね…!

windowsクリップボード2

<メリット3>よく使う文章はピン留めで固定できる。

よく使うテキストやデータはピン留めしておくのがおすすめです。ピン留めしておくと固定され、データクリアや再起動を行なっても残しておくことができます。

windowsクリップボードピン留め
「ピン留めをする」を選択すると、履歴に固定されるようになります。

まとめ

コピー&ペーストは日常的によく使う機能だからこそ、効率的に使えるようにしておくことで、毎日の小さなストレスを減らすことができ、よりスピーディーに作業を進められるようになると思います。

とても便利なので、ぜひ使ってみてください!