使い分けて、効果アップ!SNS使い分けのススメ

使い分けて、効果アップ!SNS使い分けのススメ

その投稿、反応が悪いのはSNSのユーザー層にマッチしていないからかも?

SNSへの反応がなくて悩んでいませんか?

Facebook、Twitter、Instagram…SNSの重要性は日々高まっており、多くの企業が活用しています。

SNSの更新には時間がかかります。
時間を短縮させるため、それぞれのSNSに同じ内容をコピー&ペーストして投稿したり、SNS同士を連携させて投稿している方も多いのではないでしょうか。

時間の短縮にはなりますが、SNSはどれも同じように見えてユーザー層や好まれる投稿の傾向がそれぞれ違います。より効果的にSNSを利用するには、それぞれの特性に合わせた個別の運用戦略が必要です。

「3つのSNSを運用しているけど、反応が偏っている」という場合は、それぞれの特性を理解し、投稿内容を使い分けしてみると効果が上がるかもしれません!

先ずは、それぞれのSNSの特性を知ろう

各SNSの特徴一覧

Facebookの特徴

実名制のため、信頼性の高いSNSです。
友達とのコミュニケーションだけでなく、同僚や取引先など仕事に関わる人とも繋がっている場合が多く、オンライン上のフォーマルな場として利用する人が多いです。

近年、他のSNSに比べ利用者の年齢層が高くなっている傾向にあり、40歳以上のユーザーが半数以上を占めています。多くのビジネスパーソンが利用しており、好まれる投稿としては、役に立つ情報や、新しい技術の話など知識欲を刺激する情報に反応が集まりやすいです。

文字数の制限もほぼない(6万字だそうです)に等しく、投稿の自由度が高いのが特徴です。
通常の投稿の他に、Facebookページの作成や、イベントを作成したりして情報発信が行えます。
また、シェア機能により、投稿を見た人が「シェア」してくれると、シェアした人の友達に情報が広がります。

Facebook投稿時のポイント

  • 投稿の自由度の高さを活かし、文章の内容や写真などを、きちんと作り込む
  • 関連するページのURLは記載する
  • テキストだけではなく、画像を添付する
  • 宣伝だけの内容にならないよう、テキストにはユーザーの興味を引くような役に立つ情報、雑学や小ネタ、裏話を挟む


Twitterの特徴

実名でなくても匿名で利用できるため、友人や趣味仲間との情報共有に利用する人が多いSNSです。
フォロワー以外にも情報が届きやすいSNSで、リツイート(RT)という機能により一気にツイート(投稿)が拡散することも期待できます。

一つの投稿の文字数が140文字に制限されるぶん、Facebookよりも気軽にRTされて情報がシェアされていくのが特徴です。
 
RTしてもらうためには、制限の文字数の中でいかに面白くわかりやすく、目にとまる表現にするかが鍵です。なので、小難しい内容よりは、ちょっと読んで笑えるような面白いものに注目が集まりやすいです。イメージが伝わりやすい写真が添付されていると更に効果的です。

Twitter投稿時のポイント

  • ユニークな投稿に注目が集まる傾向がある
  • 顔文字を使用したり、少し砕けた表現も受け入れられやすい
  • 親しみやすさのある企業アカウントが話題になりやすい
  • 「イベント中です!」など、リアルタイムの投稿も大切(イベントが盛り上がっている様子などの画像が添付できれば尚良し)
  • 文字のみのつぶやきだと目立たないので、写真を必ずつける
  • 制限文字数の中で簡潔にわかりやすい表現を心がける


Instagramの特徴

他のSNSと比べ、女性ユーザーが多いSNSです。10〜20代の女性の多くは、検索エンジンよりもInstagramのハッシュタグ(#)検索によってユーザーからのリアルな情報を得ています。
 
Instagramも、実名でなくても利用できるため、個人ユーザーのフォロワーの中心は仲の良い友人や趣味仲間といったが多いです。

写真が全てと言っても過言ではないのが、Instagramの特徴です。「おしゃれ」「可愛い」「美しい」と言った雰囲気を持った写真が人気を得る傾向があり、「インスタ映え」という言葉もすっかりメジャーになりました。
写真から「企業の世界観をどれだけ魅力的に見せることができるか」が集客効果の決め手になります。

投稿をシェアする機能はないですが、ハッシュタグが独自の進化を遂げており、ハッシュタグを上手く使うことで、フォロワー以外の目にとまる可能性はぐんと上がります。
 
ハッシュタグについてはこちら!

Instagram投稿時のポイント

  • とにかくビジュアル重視なので写真にこだわる
  • 広げたい情報には必ずハッシュタグ(#)をつける
  • オリジナルな世界観と魅力が伝わる写真を心がける
  • 雰囲気を統一して写真を加工する
  • どんな情報が受け取れるアカウントなのか一目でわかるよう、投稿する内容には統一感を持たせる


わかっちゃいるけど、それぞれ投稿内容を考えるのは難しい!

「それぞれのSNSで好まれる記事は、なんとなく分かったけど、別々にいくつも記事を書くのは時間的にも難しい…。」
そんな時はSNSの優先順位をはっきりさせましょう。
まずターゲット層を考え、自分の発信する情報にマッチするSNSを優先して選び、記事を書きましょう。

【例えば、リフォームの施工例の写真を投稿したい場合】
 
・主なターゲットとするのは働き盛りの30〜40代。
・機能性よりオシャレ感を重視した施工内容の場合Instagramの方が向いている。
・パッと見ただけで魅力が伝わるような写真が最も重要。

※逆にオシャレ感よりも機能性を重視しているリフォーム内容の場合は、Facebookで複数枚の写真を、詳しい内容のテキストやサイトのURLと一緒にアップした方が良いでしょう。機能の魅力や裏話が挟んであるとさらに魅力が増します。

このように、ターゲットを明確にすると、どのSNSを優先して更新していくべきか見えてきますので、全てに時間がかけられない場合は、メインのSNSを決めてしまうのも良いでしょう。

まとめ

それぞれのSNSでユーザー層や、ユーザーの好む投稿が異なることがお分かり頂けたと思います。

違いを理解し、ポイントを意識して投稿することで、よりユーザーにとって魅力的な投稿になります!

是非それぞれのSNSの特性を理解し、使い分けを実践してみてくださいね。